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DESIGN
SEMINAR 新入社員・
中堅社員のための
EQ向上プログラム
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Vol.1
デザイン思考とは? ~新たな事業領域を生み出す可能性~
DATE2023.08.25
プロフィール Profile
伊藤 崇
Takashi Ito
MARL DESIGN STUDIO一級建築事務所&マーケティング事務所 代表
ki-ki factory株式会社 取締役 marketing manager
合同会社ラクンカ 代表(ipe wakayama 経営母体)
一級建築士、宅地建物取引士、小学校教員免許、薬学検定
ki-ki factory株式会社 取締役 marketing manager
合同会社ラクンカ 代表(ipe wakayama 経営母体)
一級建築士、宅地建物取引士、小学校教員免許、薬学検定
大阪府豊中市生まれ。
滋賀大学教育学部卒業。
千葉大学大学院自然科学研究科建築設計専攻修了。
2005年 旭化成ホームズ株式会社設計課
2011年 シャープ株式会社商品企画部
2012年 小林製薬株式会社マーケティング部新製品開発グループ
2016年 近畿大学施設管理課兼、アカデミックシアター準備室
2017年 MARL DESIGN STUDIO 設立
受講雑感 Reflection
「デザイン思考とは?〜新たな事業領域を生み出す可能性〜」
デザイン思考とは何か?文献や論文に登場する解釈とは異なり、シンプルに語っていただいた。
我々の業界の言語に近い「ユーザー想いのデザイナー」的な思考と例えてくれた。
住宅メーカーの設計、家電や製薬会社の商品開発・マーケティングを経験した伊藤氏は、一貫してユーザー中心主義の重要性を唱える。「プロダクトアウト」でなはく「マーケットイン」の視点による商品開発。小林製薬でのエピソードは具体的で気付かされることが多い。
「日本初のカテゴリー」を創る=「新市場」を創る。ネーミングからコンセプトが明確に伝わる。同社のテレビCMが思い出される。
仮説を検証し迅速に開発する。ユーザーの満足度やニーズのズレを読み取り、迅速に改良する。
このPDCAを高速で回転させてゆく。その時、重要なことは想定ユーザーの課題発見である。これを見つけるための手法の一つが「N-1手法」と言う。明確な一人のペルソナを創り、向き合うこと。
デザイン思考で大切なのは「誰のために・・・」の起点と視点を忘れないことと力説された。
(小西 裕介)